2020年10月にはじめて大腸検査をした時のお話です。お尻からカメラを入れるなんて…痛そうだな、怖いなと思っている人のお役に立てればと思います( ^ω^ )
内視鏡検査って痛くない?
今年の10月に、以前からず~っと気になっていた新宿内視鏡クリニックで、無痛の胃カメラ検査&大腸カメラ検査を受けてきました。兄嫁が「寝ている間に終わっちゃうし、大量の下剤を飲まなくていいし、胃カメラ検査と大腸検査を無痛で!しかも同じ日に受けられるよ!」と絶賛していたので、いつか行ってみよう!と思いつつずっと先延ばしにしていました。結論から先に言うと、本当にラクだった!すごい時代が来たもんだ!と思いました。
ちなみに胃カメラは過去にも経験アリ。1度目は20代の時。20年くらい前のことですが、麻酔の注射がめちゃくちゃ痛かったのを覚えています。そして眠っている間に終わってしまい痛くも痒くもなかったのですが、麻酔って怖いなぁと思いました(生まれたての小鹿みたいになってフラフラで歩けなかった)。
そして2度目は42歳の時に人間ドックでやった鼻から胃カメラ(経鼻胃内視鏡)です。これはとんでもなく辛かった…。もう二度とやりたくない。咽頭麻酔スプレーも最悪だったし、とにかくまぁ苦しくて泣いて暴れて鼻血が出て「もうやめて~」と叫び、途中でギブアップ。(でも同僚で鼻から胃カメラ全然平気!という人が何人かいるので、人によって感じ方が違うのでしょう…)。とにかく鼻から胃カメラの辛~い経験(個人差があります)から、今後胃の検査は絶対に麻酔で寝ながらできるところでしか受けない!と決めていました。
その後、46歳の時に地元の胃腸科内科で胃カメラ検査を受けました。そこの先生も上手でしたが、看護師さんの注射が痛かったのと、やはり胃カメラの前の咽頭麻酔が息ができない感じ(喉の中が腫れているような感じ)がして苦手だった…(これも個人差があると思います)。そしてその時も特に異常無し。
そんなわけで胃カメラの経験はありましたが、大腸検査は初めて。もう48歳だし、夕方になるとお腹がポッコリする(妊娠6ヶ月の時ぐらい膨らむ)ので、ちょっと心配になり思い切って大腸検査を受けることにしました。お尻からカメラを入れるなんて何だか怖いなぁと躊躇していましたが、ようやく重い腰を上げて新宿内視鏡クリニックに予約のメールを入れたのです。ついでに胃の内視鏡も同じ日に予約を入れました。
内視鏡検査前の事前診察とは?
大腸内視鏡検査を受ける場合は事前診察が必要とのことで、私は3週間前に診察を受けました(内視鏡予約日の3ヶ月~5日前までに受診すればOK)。事前診察と言っても血液検査と問診だけでした。診察で特に問題がなかったので、帰りに胃と大腸の内視鏡検査の説明を受けて、内視鏡予約日の2日前に飲む薬(3種類の錠剤)と予約日の前日に飲む薬(水で溶かして飲むドロッとしたポカリスエットみたいな味のやつ)をもらいました。※事前に飲む薬は持病などによりケースバイケースです。
まず内視鏡予約日の2日目に飲む錠剤は、夜10時頃に飲んだらお腹がものすごくゴロゴロ鳴っていましたがそのまま寝て、朝5時頃にお腹が痛くて起きました。バリウムの後に下剤を飲んだ時のような感じになり、朝8時頃まで何回もトイレに行きました。電車に乗って会社まで辿り着けるかな…という感じでしたが、会社に着く頃には何とか落ち着きました。そしてドロドロのポカリみたいなやつは内視鏡予約日前日の夜8時頃飲みました。美味しくなさそうなので意図的に喉が乾いてから飲みました。でもこの200mlの液体を飲めば、通常大腸内視鏡検査前に飲むという約2リットルの下剤を飲まなくていいのだからかなりラク!そして次の日の検査に備えて就寝。
内視鏡検査当日、まずは胃内視鏡検査から
検査当日は9:15までに病院へ。病院へ行くと検査着に着替え、私物はロッカーへ。小さい手提げに本とスマホだけ入れてリラックスした状態で待っていると、目の前を意識朦朧とした男性が両脇を看護師さんに支えられて出てくるではありませんか(検査室から安静にするリクライニングシート(リカバリー室)に移動するため)。麻酔が切れていないせいか、フラフラして呂律も回っていない感じ!私もあんな風になるのか…ちょっと怖いなぁと思っていると、私も名前を呼ばれ検査室へ!
ドキドキしたのも束の間、看護師さんたちがテキパキと準備をして、胃の中の泡を消し見えやすくするお薬を飲み(小さい紙コップに少量)そして検査台に横になり、血圧を測り、指先にモニターを着用して、マウスピースを装着したら、鎮静剤と腸の動きを抑えるための注射をして…。ここまでの一連の動作に無駄がなく、看護師さんたちと先生との連携プレーが素晴らしくて感心しました。これなら安心してお任せできると思いました。そして気付けば胃カメラ検査は終わっていて(10分程度)リカバリー室へ移動して15分ほど休みました。
内視鏡検査当日、いよいよ大腸内視鏡検査
リカバリー室で休憩した後、普通の待合室へ。看護師さんから「先程の胃カメラの時に下剤を胃の中に直接入れてありますよ」と聞いてびっくり!そんなことができるんだ、だから2リットルの下剤を飲まなくていいのかと感動しました。そして7回ぐらい?ちょこちょこトイレに行って便が水のようになったら看護師さんを呼んで見てもらってOKが出たので、再び検査室へ。胃カメラ検査の時と同じように看護師さんたちがテキパキ準備をして注射をして眠っている間に…本当にあっという間に終わりました。何の苦痛もなく、本当に検査したの??というぐらい痛くも違和感もないです。
検査結果も直ぐに出て、胃カメラ検査の結果も大腸検査の結果も全然待たされずに聞くことができました。胃には本当に小さいポリープがあったのと、大腸の方は炎症があったので、少し組織を取って病理検査に回しました。そして病理検査の結果は1週間後にメールできて、どちらも加療を要する病変ではないという結果で安心しました!!次回は胃内視鏡検査は1年後、大腸内視鏡検査は2年後に検査を受けるのがお勧めですとのことです。
内視鏡検査、まとめ
・新宿内視鏡クリニックの内視鏡検査は、本当に無痛だった!(超オススメ)
・胃カメラ検査と大腸検査を同じ日に受けられる(3時間ちょいで終わります)
・多少遠くても、費用がかかっても、行く価値がある!
・費用はケースバイケースなので、HPで確認してみてください!「新宿 内視鏡」で検索
・医師と看護師の連携が素晴らしく無駄な動きがない。とても効率的!
・公式HPに検査の流れについて、分かりやすい動画がアップされているので安心!